シビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT](以下、CCBT)では、音から発想し、音だけでつくり出されるオーディオゲームを共創し、プレイする「オーディオゲームセンター+CCBT」を夏休み期間を中心に開催します。
オーディオゲームとは、ビデオゲームに音のアクセシビリティ(情報保障支援)をつけたものではなく、音から発想し、音だけでつくるゲームです。本イベントでは、様々な種類のオーディオゲームをみんなでプレイするだけでなく、新たなゲームを創作するハッカソンの開催や、オーディオゲームをつくる体験コーナーも登場。会期中には、多彩なゲストを招き、オーディオゲームの実践から「アクセシビリティ」や「インクルージョン」を考えるトークなどを開催します。
オンラインを中心に世界各地のクリエイターにより発表され、多様な人々がプレイするこれらのオーディオゲームは、音がもたらす豊かな情報と、私たちが日々どのように世界を聴いているのか、再発見する体験を生み出します。本イベントを通じ、テクノロジーと表現、そして人間の知覚が導く、新たな音の体験に出会ってください。
「オーディオゲームセンター+CCBT」とは
音からつくり、音で遊ぶ。わたしたちの想像・創造を刺激するオーディオゲームセンター
「オーディオゲームセンター」は、2017年に活動を開始した、研究者、プログラマー、キュレーター、障害当事者からなる協働チーム「DDD(Disability Driven Design)Project」により展開されるプロジェクトです。これまでに、スパイラル(2017年)、銀座ソニーパークでの展覧会(2021年)や、東京ゲームショウへの参加、日本最大級のインディーゲームの祭典「BitSummit」でのワークショップ(2023年)等の様々なイベントを開催してきました。
今回、CCBTにて開催する「オーディオゲームセンター+CCBT」では、音からつくり、音を遊ぶ、このオーディオゲームの特徴を通じて、「アクセシビリティ」や「インクルージョン」を市民とともにつくり・楽しみ・プレイするための3つの取り組みを行います。多彩なクリエイター、視覚障害のあるブラインド・ファシリテーター約20名が連携することにより、新たなオーディオゲームの開発や、音とテクノロジー、オーディオゲームを接続するリサーチ展示なども行う予定です。
❶ 一緒につくる! ハッカソン「音からゲームをつくる」
クリエイターと視覚障害のあるブラインド・ファシリテーター、市民が共同し、
新しいオーディオゲームをつくるハッカソンを開催!
参考写真:DDDプロジェクト オーディオゲームセンター プロトタイピングパーティ Vol.1
❷ 音でゲームを楽しむ! オーディオゲーム作品の展示
視覚障害者と研究者、デザイナー、キュレーター、の共同でつくり出された、
オーディオゲームの楽しさを体感できる4つの作品を展示。
参考写真:DDDプロジェクト「視覚を使わないオーディオ ゲームの開拓に向けた新規ゲーム製作と環境開発」の様子
❸ 世界の様々な作品をプレイ! オーディオゲーム・アーカイブ+
映像などの視覚情報がなくても楽しめるオーディオゲーム。
世界各地で制作された作品を厳選し、一挙に体験できるプレイセンター!
参考写真:AUDIO GAME CENTER展(2018年/スパイラル)
開催概要
「オーディオゲームセンター+CCBT」
会場:シビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT]
(〒150-0042 東京都渋谷区宇田川町3−1 渋谷東武ホテル 地下2階)
会期:2024年7月13日(土)~9月16日(月・祝)13:00~19:00 入場無料
休館日:月曜日(祝日の場合は開館、翌平日休館)
詳しくは公式サイトをご確認ください。https://ccbt.rekibun.or.jp/events/audiogamecenter_ccbt
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