Mm PROJECT for Welfare 鹿児島市セミナーを開催しました

Mm PROJECT for Welfare 鹿児島市セミナーを開催しました

福祉.tvは、「みんなではじめよう!明日からできる障害者コミュニケーション」をテーマに、企業や障害者福祉施設での、“ちょっとした「福祉につながる」気遣いや工夫”を学ぶことができるセミナー『Mm PROJECT for Welfare 鹿児島市セミナー』を2024年10月30日、ライカイチキューニーマル(鹿児島県鹿児島市中央町19-40)にて開催いたしました。

Mm PROJECT for Welfareは、誰もが生きやすく働きやすいフレンドリーな社会の実現に向けて課題当事者(障害がある方やその施設関係者)・地元企業・自治体が、福祉というマイノリティ課題を通して、一緒に学び、一緒に考え、一緒に発信することで、全員が「フレンドリーな街」を目指す仲間として、協力し合いながら課題解決に向き合うためのプロジェクトです。

福祉という一見硬いテーマだからこそ、誰にでも分かりやすい内容を重視した本セミナーは、障害について相手の視点になって自分ごと化してみるワークショップに始まり、参加者それぞれが自分ごと化した上で、パネルディスカッションを通じて「様々な事例」を知ることで“気付きを得ることができる”内容です。
登壇者の方がそれぞれの立場において、障害者コミュニケーションとはアート・芸術と障害者福祉地域共生と障害者福祉社会動向と障害者福祉というテーマで事例を紹介、ディスカッションを行いました。

【Mm PROJECT for Welfare 鹿児島市セミナー登壇者】
鹿児島市 健康福祉局 局長:福島 宏子さん(写真左)
社会福祉法人ゆうかり 理事長:水流 源彦さん(写真右)
株式会社丸屋本社 マルヤガーデンズ事業部 広報室長:松見 千種さん(写真中央)
(進行役)ジャパンソーシャルデザイン株式会社 代表取締役:羽室 吉隆さん

まずセミナー冒頭は、本プロジェクトの応援隊長として、JT鹿児島支社長の吉窪伸哉さんからご挨拶の言葉をいただき、続いて進行役のジャパンソーシャルデザイン株式会社代表取締役、羽室吉隆さんから「ユニバーサルマナー」についてワークショップが行われました。“ハードは変えられなくてもハートは変えられる”というメッセージを添え、相手の立場に立った“こころづかい”こそ明日から誰もができるユニバーサルマナーであると解説をいただきました。

セミナーの様子

続くパネルディスカッションでは3名の方に登壇をいただきました。まず鹿児島市の取り組みに関しては健康福祉局 局長、福島 宏子さんより2024年4月に施行された鹿児島市手話言語・障害者コミュニケーション条例を中心に、障害者福祉に関する活動全般についてお話をいただきました。詳しくは前回掲載した福島宏子さんのインタビュー記事(下記リンクより)にてご覧いただくことができます。

【Mm PROJECT|鹿児島市】健康福祉局 局長 福島宏子さんインタビュー

続いて社会福祉法人ゆうかり理事長の水流源彦さんからは、同法人が主催する「誰もが楽しめるバリアフリー演劇」についてや、次世代に向けた地域づくりとして保育園をやることの意味などご紹介いただきました。
また株式会社丸屋本社 マルヤガーデンズ事業部 広報室長の松見千種さんからは、アミュプラザ鹿児島・山形屋・マルヤガーデンズという地域を代表する商業施設三館が合同で行った企画「ABSORB」や、商業施設のこれからについてなど、ご紹介をいただきました。水流源彦さん、松見千種さんにご紹介いただいた事例は、後日別記事にて掲載いたしますのでぜひご覧ください。
社会福祉法人 ゆうかり
マルヤガーデンズ: Maruya gardens

 
セミナーにご来場いただいた方からのアンケートでは、「様々な事例を知り、新しい視点を学ぶことができた」と多くの声をいただきました。
障害者福祉の取り組み事例やその活用方法、相手の立場に立った柔軟な考え方は、日常業務にも役に立つ「明日から実践できるヒント」です。一人でも多くの方に触れていただくため、福祉.tvでは今後もMm PROJECT for Welfareを推進しつつ、全国の事例を紹介していきたいと思います。

※Mm PROJECTは、JT(日本たばこ産業株式会社)がパートナーシップを基盤に取り組む地域社会への貢献活動の総称であるRethink PROJECTのサポートの下に行われています。

Mm PROJECT for Welfare 鹿児島市セミナー概要

みんなでやろう!明日からできる障害者コミュニケーション
〜ユニバーサルマナーで、誰もが暮らしやすいまちづくりを〜
「みんなではじめよう!明日からできる障害者コミュニケーション」をテーマに、企業や障害者福祉施設での、“ちょっとした「福祉につながる」気遣いや工夫”を学ぶことができます。パネルディスカッションやワークショップを通じて、障害者福祉の取り組みの事例やその活用方法、そして相手の立場に立った、明日からできる障害者コミュニケーションの重要性をお伝えいたします。福祉の考えをベースにした柔軟な考え方は、日常業務にも役に立つ「明日から実践できるヒント」です。福祉という一見硬いテーマだからこそ、誰にでも分かりやすい内容を重視したセミナーになっております。

■開催日時
2024年10月30日(水)10:30~12:00 (90分) 受付開始時間:10:00

■開催場所
ライカ イチキューニーマル5階 貸会議室 Room A
〒890-0053 鹿児島県鹿児島市中央町19-40 ライカ イチキューニーマル 5階

■定員
50名 

■参加費
無料(要事前申込)

■主催
一般社団法人 福祉.tv

■後援
鹿児島市

■協賛
Rethink PROJECT

執筆者プロフィール

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