毎年12月3日から9日は「障害者週間」です。
障害者週間は、障害のある人の社会参加への理解を深めるために設けられており、国や自治体、企業、市民団体などが連携して、全国各地でさまざまな催しを実施します。文化・芸術、スポーツ、福祉体験、表彰式など、地域の特色を生かしたイベントが多数開催されるのが特徴です。
ここでは、2025年に全国で実施予定のイベントから一部を北から南の順に紹介します。
- 1. 北海道:カナモトホールで会いましょう!(札幌市)
- 2. 茨城県:いばらきパラアーティストフェスティバル2025(水戸市)
- 3. 埼玉県:「障害者週間」市民のつどい〜みんなちがってみんないい〜(さいたま市)
- 4. 東京都:第45回障害者週間記念の集い「ふれあいフェスティバル」(東京都庁)
- 5. 東京都:第44回ADACHI障がい者アート展(足立区)
- 6. 神奈川県:チャレンジドweekフェス in Yokohama2025(横浜市)
- 7. 静岡県:障がい者アート展2025(浜松市)
- 8. 京都府:CONNECT⇄_こちこちのここちをここちあう(京都市)
- 9. 大阪府:ともいき第22回共に生きる障がい者フェスティバル(堺市)
- 10. 兵庫県:なだびとぴあ2025(神戸市灘区)
- 11. 宮崎県:“こころ”のふれあうフェスタ2025(宮崎市)
- 12. まとめ
北海道:カナモトホールで会いましょう!(札幌市)
北海道札幌市で行われる市民が音楽と芸術を通して「心の輪」を広げるフェス。
よさこい演舞や合唱、音楽演奏、手話ステージ、作文表彰式を開催。
シンガーソングライター半崎美子さんがゲスト出演します。
茨城県:いばらきパラアーティストフェスティバル2025(水戸市)

アートと福祉の融合による「茨城県、県民参加型フェス」。
音楽・ダンスなどの発表会、美術作品展示、模擬店や販売ブースを設置。
埼玉県:「障害者週間」市民のつどい〜みんなちがってみんないい〜(さいたま市)

埼玉県さいたま市で行われる福祉・教育・防災を横断した「共生社会型」イベント。
講演会、手話演劇、防災啓発、ふれあいステージ、パラスポーツ体験、販売会など多彩な催しが行われます。
東京都:第45回障害者週間記念の集い「ふれあいフェスティバル」(東京都庁)

東京都が主催する中心行事。都内外の団体が参加し、交流・体験・販売がそろう大規模フェスティバル。
ステージでの様々な発表、パラスポーツ体験、作品展示、福祉団体ブース、手話体験コーナーなどを展開します。
東京都:第44回ADACHI障がい者アート展(足立区)
東京都足立区で行われるアート展。絵画・書道・陶芸などの展示、体験コーナー、販売会などを実施。
「fabme」と連携し、出展作品をTシャツやマグカップに商品化します。
神奈川県:チャレンジドweekフェス in Yokohama2025(横浜市)
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神奈川県横浜市内18区が連動し、アート・体験・販売を通して交流を促進するイベント。
ライブペインティング、ミニコンサート、巨大壁画展示「透明2025」、ボッチャ体験、福祉マルシェなどが行われます。
日程:2025年11月29日(土)、12月7日(日)/関連展示12月1日〜9日
会場:新都市プラザ(そごう横浜店B2)・横浜市役所アトリウムほか
静岡県:障がい者アート展2025(浜松市)
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静岡県浜松市の地域社会で創作活動を共有する障害者アート展。
京都府:CONNECT⇄_こちこちのここちをここちあう(京都市)
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文化庁・京都府・京都市などが連携する大型文化事業。
展示・トーク・ワークショップなど、アートを通じて多様性を体感できます。
大阪府:ともいき第22回共に生きる障がい者フェスティバル(堺市)
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大阪府堺市で行われる文化・福祉・テクノロジーが融合した全国有数のイベント。
eスポーツ体験、アート発表、補助犬講話、ユニバーサルワークショップなどを実施。
兵庫県:なだびとぴあ2025(神戸市灘区)

兵庫県灘区の地域福祉・アート・防災支援を結ぶ「地域連携型イベント」。
アート展・販売会・被災地支援コーナーなどが実施されます。
宮崎県:“こころ”のふれあうフェスタ2025(宮崎市)

宮崎県宮崎市で行われる障がいのある方の芸術・文化活動を広く紹介する県内最大級のフェスティバル。
抽選会やお菓子プレゼントもあり、家族連れで楽しめる内容になっています。
県内公募による14組のステージ発表(和太鼓、ダンス、バンド、楽器演奏など)、盲導犬ふれあいコーナー、似顔絵体験、福祉作業所販売、キッチンカー、巡回作品展、戯曲コンテスト入賞作の朗読劇などが実施されます。
まとめ
障害者週間は「違いを超えて共に生きる」ことを体験できる貴重な期間です。
アート、スポーツ、音楽、展示、販売など、誰もが気軽に参加できるイベントが揃っています。
この他にも全国各地で様々なイベントが実施されます。お住まいの地域の催しに参加して、障害への理解と共生の輪を広げてみませんか?
執筆者プロフィール

「情報は人を助ける力になる」をモットーに執筆活動を行うライター。
社会経験を活かし、消費者保護や労働法規の分野で独自調査を重ねている。得意分野は法制度や行政手続きのほか、キャリア形成論、ビジネススキル開発など。