WebデザイナーやWebディレクターがうつ病になりやすい理由

WebデザイナーやWebディレクターがうつ病になりやすい理由

WebデザイナーやWebディレクターの職業は、「うつ病になりやすい」とよく言われています。確かにWeb業界ではうつ病が多いというクチコミをよく見かけますが、何故なのでしょうか。

この記事では「なぜWebデザイナーやWebディレクターはうつ病になりやすいと言われているのか」を検証。併せて職種別による精神障害者数のデータやうつ病にならない予防法や対処方法も解説します。

Web系の仕事はストレスとプレッシャーでうつ病になる

Web系の仕事で「うつ病になりやすい」と言われているのは「業務量」「待遇」「労働環境」などが主な要因と考えられます。では、Web系で共通してストレスやプレッシャーになる要因を「業務」「待遇」「責任」「環境」といった4つに分けて見てみましょう。

【業務】
・長時間労働になりがち
・寝不足になりがち
・非常に頭を使うため疲労が激しい
【待遇】
・給与は決して高くない
・休日返上が多い
【責任】
・業務に対する重すぎる責任
・納期が厳しい
【環境】
・人手不足である
・変化が激しいIT業界への対応
・マルチタスクすぎる

上記はあくまで一般論で、企業によっては業務に余裕を持たせる体制を整えている場合もありますが、WebデザイナーやWebディレクターは実力主義で急な変化にも対応しなければならない責任の重い仕事のため、無理をし過ぎたり過度のプレッシャーからストレスを溜め込んでしまう傾向があります。

WebデザイナーやWebディレクターはうつ病になりやすい

WebデザイナーやWebディレクターはうつ病になりやすいと言っても、統計等により明確に示されているわけではありませんが、Web関連職がうつ病になりやすいと推測できるデータがあります。

以下のグラフは厚生労働省が公表しているデータから抽出した、精神障害による職種別の労災申請件数です。

【参考】平成30年度「過労死等の労災補償状況

WebデザイナーやWebディレクターは「日本標準職業分類」における「専門的・技術的職業従事者」にあたります。ご覧の通り最も労災申請件数が多く、年間で約460人が労災を申請しています。

また、うつ病の発症に関連した報告やクチコミを見てみても、他の業種に比べて明らかに目立つ状況です。事実、Twitterで「WEBデザイナー うつ」と検索してみると多くのツイートが見られます。

やはりWebデザイナーやWebディレクターは、きっかけは違ってもうつ病になりやすい職業と言えるのかもしれません。

WebデザイナーやWebディレクターがストレスを溜めない方法

WebデザイナーやWebディレクターがうつ病にならないためには、最初にお伝えした「ストレス」や「プレッシャー」を受け止めすぎないこと。うつ病になる要因は自ら排除していく必要があります。具体的な方法を見てみましょう。

・十分な睡眠時間を確保する
・ストレス要因を整理して改善策を検討する
・仕事を一人で抱え込まず周囲の人を頼る
・毎日1時間歩くなど適度な運動を心がける
・日光を浴びるようにして体内時計を整える
・明らかに労働環境が悪ければ転職を考える

うつ病を発症してしまう人は、責任感が強かったり仕事好きな人が多くかかる傾向にあります。

生活習慣が乱れたり、運動不足が続いたりすると体内のホルモンバランスや神経伝達物質も正常に働きません。

WebデザイナーやWebディレクターにとって、業務量や労働時間、健康面は無理しない心構えがとても大切です。

Web関連職でうつ病になったときの対処方法

いくら気を付けたところで仕事をおざなりにはできず、どうしてもうつ病になる要因を排除できないケースもあります。もしWeb関連職うつ病になったら、早めに以下のような対処をして症状が悪化しないようにしましょう。

・出来るだけ早めに医師の診断を受ける
・外部からの情報をシャットアウトする時間を作る
・転職やフリーランスという働き方を検討する
・家族や周囲のサポートに頼る
・上司に配置転換や傷病休暇について相談する

Web関連職はデザイナーやディレクター以外にも、エンジニア、コーダー、マーケター、ライターなど様々。忙しかったり長時間労働になったりするケースが多いのは、どのWeb関連職でも似たようなものと言われています。

うつ病になってからではなく、うつ病になる前から自身で予防する方法を決めておくのが大事。それでも万一うつ病になってしまったら、上記にご紹介した対処法を少しでも早く実行していただくことをおすすめします。

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